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2009年04月10日

画家・nakabanさんからの贈り物。

a.jpgillustration by nakaban

昨日から、トップページのタイトルが新しくなりました。
イラストを描いていただいたのは、人気画家のnakabanさん。
『エスクァイア日本版』でもずいぶん、お世話になっています。
復刊へ向けて「お安い御用!」とばかりに素敵な絵をご提供いただきました。

ヒゲのおじさんは「エスキー」という名の『エスクァイア』のマスコットです。
エスキーは米版の2号目、1934年の1月号から表紙に登場しています。

1934_1.jpg 『エスクァイア』1934年1月号。

エスキーの生みの親は、E・シムズ・キャンベルというカートゥーニスト。
全国誌に作品が掲載された初の黒人漫画家としても知られています。
キャンベルはシカゴ美術大学に学び、
故郷のセントルイスで商業画家として活動を始め、
やがて『ライフ』『ニューヨーカー』などで漫画を発表。
『エスクァイア』には、創刊号から関わっています。
コントリビューターの中でも随一のベストドレッサーで、
ジャズに関しては評論家も顔負けの愛好家だったそうです。

さてこのエスキーは、『エスクァイア』初代編集長の
アーノルド・ギングリッチをモデルにしたとされていますが、
当のギングリッチは人にそう思われるのを嫌がったともいわれています。

nakabanさんには『エスクァイア日本版』で、
このエスキーを描いていただくことも多々ありました。
nakabanさんのやわらかいタッチにかかると、
ギョロ目のおじさんも、見るからにお洒落で愛らしい紳士となりました。

nakabanさんからは、復刊へ向けての応援メッセージもいただきましたので、
以下に紹介させていただきます。

四年程前から『エスクァイア日本版』の次号予告のページや
エスキー君等のカットを描かせていただいています。
かなりの量になるであろう筈の原画の束は今も作業場の一角に保管してあります。
これらの画は当然、『エスクァイア日本版』の為のものであり、
パブリックなイラストレーションと呼ぶべきものである筈なのですが、
どうしてかプライベートな素描集の様にもに見えます。
つまり私にとって非常に愛着がある作品群でもあるのです。

時間的な制約やプレッシャーのため、
描いては消し、ばかりを繰り返していた初期の絵もありますが、
次第に誌面との呼吸が合ってきて、自分なりに遊びごころを忍ばせたり、
それまで描けなかった種類の画がいつの間にか描けるようになったり…
当初イラストレーターとしては無学に近かった私が、
エスクァイアの仕事を通してどれだけ多くの事を学んだかは
言葉では言い表せません。
最高に優れたスタッフが“いい仕事”をしているこの雑誌が
私にとっても襟を正したくなる舞台であることは間違いなく、
その事が真剣で濃密に画に向き合う時間を与えてくれたのだ、と思います。

スタッフとしての目線で書きましたが
『エスクァイア日本版』は読者としても大変面白く、発見があり、
いつも次の号が楽しみでした。
皆さんと同様に、暫くのお休みのあと、
『エスクァイア日本版』が戻ってくる事を強く願っていますし、
もし万がいちその雑誌がこの“名前”でないとしても、
編集部の皆さんを応援したい、という気持ちになんら変わりはありません。

nakaban
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posted by esky復刊応援コミッティ at 05:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | 応援メッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
Yk29hkNb
Posted by hikaku at 2009年05月06日 19:10
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