カテゴリ

2009年05月20日

『エスクァイア日本版』アーカイブvol.4



『エスクァイア日本版』の、22年の歴史を辿る連載企画。
第4回は1990年に発行された12冊をご紹介します。
画像はクリックすると拡大表示されます。


JANUARY 1990 Vol.4 No.1
1990年1月号


特集は「最初で最後の、香港特集。」
“はじめての香港ならショッピングと食に明け暮れるのもいい。
だが、それだけではけっしてとらえられない奥行きと魅力がこの街にはある。
香港の達人、山口文憲を水先案内人に香港の本質と、神髄に迫る。
勝手ながら初級者お断わり、中級者以上のための総力特集。”

「香港海鮮指南」より。
食用魚類の王者、ハタ=グルーパーの正しい食し方。
“魚を食するは、海鮮を以て最上と為す。”
香港のレストランで“海老チリに酢豚の日本人とはちょっと違う”と
一目置かれる注文の仕方とは。

「愚者、死神、わが相方」より。
チョコスロバキアの古本屋で手に入れた奇妙な写真集。
文は都築響一氏。




FEBRUARY 1990 Vol.4 No.2
1990年2月号


特集は「ロックの、覇者。」
“ウッドストックから20年。今年'89年、R・ストーンズが、
ドゥー・ビー・ブラザーズが、ザ・フーが、ジェファーソン・エアプレインが
活動を再開する。ロックのアニバーサリーイヤー1989。
偉大なるロックンローラーに、敬意と感謝をこめて――ロックよ、永遠なれ。”

「アンディ亡き後の、アンディ。」より。
“アンディ・ウォーホル著の『ゴシップ日記』の出版騒動、近代美術館での回顧展、
遺産の行方、ルー・リードがアンディにささげるパフォーマンス。
死後もますますN.Y.を騒がせる出たがり屋ウォーホル。”
文は大竹秀子氏。

「100万ポンドの2歳馬レース。」より。
“賞金総額100万ポンド。ダブリンで開催されたカルティエ・ミリオン観戦記。”
文は神足裕司氏。写真は清水博孝氏。




MARCH 1990 Vol.4 No.3
1990年3月号


インタビュー特集「'90年代のアングル。」
“ローリング・エイティーズと呼ばれるのにふさわしいくらい、
騒がしく享楽的だった'80年代。
世界の潮流も大きく変わった。
そして、20世紀最後の10年が、はじまった……。”

「マイケル・J・フォックスの結婚狂騒曲」より。
“結婚式をめぐって繰り広げられた「スパイ大作戦」さながらの
マスコミとの攻防戦。マイケル・J・フォックス自らが筆をとった痛快レポート。”
文はマイケル・J・フォックス&マイケル・ポーラン。訳は宮脇裕子氏。

「リターン・トゥ・ザ・キリング・フィールド」より。
“映画『キリング・フィールド』の主人公、
現『ニューヨーク・タイムズ』のカメラマンが
10年ぶりに祖国カンボジアの土を踏む。迫真のドキュメント。”
文と写真はディット・プラン。訳は武藤一羊氏。




APRIL 1990 Vol.4 No.4
1990年4月号


特集は「きらめきのエロス。」
“ヌードを男のオモチャにすることに慣れてきたこの国の「コドモ文化」に、
エロティシズムはいまだ成立していない。だが男たちの思惑を超え、
女たちは自ら発光するように輝き、
女流作家は自らのセクシュアリティを歌いはじめている……。
エスクァイア流、生き生きした新しいエロティシズム感覚。”

「きらめきのエロス。」より。
ベッティナ・ランスによるポートフォリオ。

「LA PRIMAVERA ボッティチェルリが描き出した、もうひとつの春。」より。
“北イタリア、マジョーレ湖畔。待春の心赴くままに、乙女たちと遊ぶ。”
スタイリングは山本康一郎氏、文は武位教子氏。




MAY 1990 Vol.4 No.5
1990年5月号


特集は「アンチ・グルメの食卓」。
“美味なひと皿を巡ってかしましくおしゃべりすることが
グルメと呼ばれるようになって久しい。
これが、家の中ではロクなものを食していない人間の饒舌な外食談義でしかない
ことが判明した今、ヒトの豊かな人生の句読点としての食の喜びを、
原点からもう一度考え直してみたい。
こころ貧しい美食家たちに分かれを告げて……。”

「立原正秋包丁書。」より。
“立原正秋が逝って10年。作品の中に書き記した創意あふれる料理を
料理人となった息子が愛器を使って、はじめて復刻公開。立原邸で撮影。”
調理は立原宇志央氏、写真は飯田安国氏。

「ニール・ディナーリ」より。
“マシーン・エイジの再来を思わせる、西海岸の若き建築家。”
文は三宅理一氏。




JUN. 1990 Vol.4 No.6
1990年6月号


創刊3周年記念の特集は「ニューヨーク流、人生極意。」
“ピート・ハミルが、タキが、マキナニーが、ゲイ・タリーズが、
タマ・ジャノウィッツが、それぞれとっておきのニューヨークを書いてくれた。
旅行者としではなく、ニューヨーカー気分で満喫する
マンハッタンのナイトライフ、ヒューマン・ストーリーの数々。
エスクァイア日本版ならではの、100%ニューヨーク大特集。”

「完璧なニューヨーカー、ウディ・アレン。」より。
“アレンはマンハッタンを美化しすぎるという声もある。
ニューヨークをテーマにしか映画を作らないのはなぜだろう。
ワシントン・ポストの批評家が特別寄稿するアレンとニューヨークの愛憎関係。”
文はトム・シェールズ。訳は森田義信氏。

「New York Survivor's Guide」より。
“深夜ゴージャスな食事にありつきたくなったら。
不幸にも留置所に拘置されてしまったら。
パキスタンの友人に、パキスタン料理をおごりたかったら。
ニューヨーカーも喜ぶ、ニューヨークの24時間を
縦横無尽に生きるためのガイド。堂々、32ページ。”




JUL. 1990 Vol.4 No7
1990年7月号


特集は「大地と、話す。」
“地球を考える人というのが様々にいて、「地球の日」に手をつないだりする。
悪い考えではない。だが、大地に火を放って圏外に出た宇宙飛行士が
初めて「青い星」を見てもらした深い感慨、
鯨とともに海底に潜った人が見た生態系、
野原でチータの出現を待ちながら考えた動物の生命などの
洞察を越え出る行為ではない。
畏怖と驚きを持って生きた大地と語らった人の言葉に耳を傾けてみたい。”

「大地と、話す。」より。
写真は19世紀末からワシントン州北西部の自然と、
森林を伐採する樵夫たちのポートレイとを撮り続けた、ダリウス・キンゼイによる。

「聖地逍遥 駱駝市を巡る、インドもうひとつの旅。」
“「次の満月、駱駝市で会おう」オーストラリア人夫婦と約した写真家は、
プシュカルへと旅立った。月下の砂漠、幻の街に見たものは。”
文、写真は瀬戸山弦氏。




AUG. 1990 Vol.4 No8
1990年8月号


特集は「バカンスの、王道。」
“許された休みに、「レジャーの行列」を作ることのどこが遊びか?
保養地に群れをなし、せわしなく観光に走る日々が本当にゆとりなのか?
遊びをせんとや生まれけむぼくらが、
やむなく働いた代償を取り戻す当然の営みは、
限りなく優雅に、個人的に実現されるべきだ。
自分の人生をやさしくいたわること、それがバカンスだ。”

「The Chair 11 男の『匂い』」より。
椅子をとりあげる連載企画。文は藤田久美子氏。写真は進藤博信氏。

「モロッコの誘惑」より。
“ララーシュのスペイン人墓地に眠るジャン・ジュネと、
かの土地に隠棲するポール・ボウルズ。
モロッコに魅せられたふたりの作家に捧げるオマージュ。”
文は高橋睦郎氏。





SEP. 1990 Vol.4 No9
1990年9月号


特集は「わが黒澤明に愛をこめて。」
“偉大な人に相対する時には礼儀がいる。
精魂傾けて作られたものを見るためには愛がいる。
NYの小さな映画館で歓喜の声をあげた少年スピルバーグの気持ちで
僕たちはこの特集を作った。”

「わが黒澤明に愛をこめて。」より。

「スティーブン・スピルバーグ 書き下ろしエッセイ、『夢追い人』」より。
“「この時代でもっとも偉大な映画製作者、それがクロサワ」
最大級の感謝が一編のエッセイとして編集部に届いた。”




OCT. 1990 Vol.4 No10
1990年10月号


特集は「楽しきは、ベースボール」
“精神論野球よさらば。
フィールド・オブ・ドリームス、あのほとばしる息吹こそが、
わが愛するベースボールだ。
真のベースボール・クレイジーたちに捧げる。”

「楽しきは、ベースボール」より。

「ゲイリー・フィスケットジョン アメリカ文学エキスプレス11 S・ラシュディとA・フリン」より。
訳は松渓裕子氏。




NOV. 1990 Vol.4 No11
1990年11月号


特集は「秋を笑いとばせ。」
“激動と混迷の20世紀末、いよいよコメディの機は熟した。
とびきりの毒を後ろ手に隠したコメディのヒーローたちによる、夢の響宴。
Are you Ready? Here we go!”

「イッセー尾形の『爆笑的状況』」より。
“イッセー尾形の本音と真実を探る。
爆笑のファックス通信インタビュー。”
写真は検見崎誠氏。

「ポーカーゲームの愉しみ」より。
“2度のピューリッツァー賞受賞に輝く歴史家タックマンも、
大好きなポーカーとなると目の色が変わる……。”
文はバーバラ・タックマン、写真は日比野武男氏。




DEC. 1990 Vol.4 No12
1990年12月号


特集は「自分のための本探しゲーム。」
“小説だって美しい容れものを求めていた。
とても仲良くできないようなレベルの小説たちと並びたくもないし、
しかめつらしい造りの本の中に詰め込まれることも嫌だった。
さりげなく、自由な気分で読んでくれる読者に愉しんで読んでもらいたかった。
その小説たちの気分になって編集したら、こうなったというわけです。”

「小澤征爾。聖域の窓を開け放った男」より。
“日本人オザワがクラシック音楽にもたらしたものは何か?
クラシックの故郷に同行した筆者によるインタビュー。”
文は青木誠氏。写真は川口賢典氏。

「The Summer After The War 戦争のすんだ夏。」より。
カズオイシグロの短編。
“ブッカー賞受賞作家未邦訳短編。終戦直後の日本を舞台に、
息子を戦争で失った老画家と孫の交流を描く透明感のある作品。”
約は小野寺健氏。



拍手する
posted by esky復刊応援コミッティ at 04:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 『エスクァイア日本版』アーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。